NPO法人 喜界島サンゴ礁科学研究所 公式サイト2026 / KIKAIJIMA
さんごの島科学芸術祭Coral Islands Science and Art Biennale

Artworks & Artists

八木夕菜

Exhibition 03

《島が海だったとき》

海辺でサイアノタイプを制作する様子

和紙と映像のインスタレーション

喜界島では、かつて海の底にあったサンゴ礁が、いまは人の暮らす大地になっています。その海と陸のつながりを、和紙と映像を通してたどるインスタレーションです。

島の海岸に残る約4万年前のサンゴ礁に和紙を当て、表面の凹凸をこすり写す「フロッタージュ」で、その形を写し取ります。そこに、いま海中で生きるサンゴの映像と、Point 211に残る約10万年前のサンゴの像を重ね合わせます。

会場は、海の上にせり出す小野津神宮公民館です。潮の満ち引きや自然光、潮風とともに作品を見つめながら、海と島に積み重なってきた時間を感じていただけます。

公開日時
2026年10月31日〜11月8日
10:00〜18:00(8時間)

Artist

ガラスを手にする八木夕菜
©️Tomoko Hayashi

美術家の八木夕菜です。

今回、喜界島で開催される「サンゴ科学芸術祭」に参加します。

喜界島には、約10万年前の海の記憶が、今もサンゴや地層の中に残されています。かつて海だった場所が陸となり、島は現在も少しずつ隆起を続けています。

私は今回、そうした途方もない時間の流れや、島に刻まれた海の記憶を、写真や光を通して作品として立ち上げたいと考えています。

科学と芸術が出会うことで、この島だからこそ見えてくる時間や風景があるのではないかと思っています。

喜界島が抱えている長い時間に、ぜひ一緒に思いを寄せていただけたら嬉しいです。