研究員・技術職員を募集します
募集期間:2024年6月1日〜7月31日
喜界島サンゴ礁科学研究所では、常勤職員・非常勤職員(研究部門)を募集します。
募集内容をご確認のうえ、メールにてご応募ください。
事業内容
喜界島サンゴ礁科学研究所は、世界でも稀少な隆起サンゴ礁で形成された喜界島にある日本で唯一のサンゴ礁研究に特化した研究所です。国内外のサンゴ礁研究者により2014年に設立され、国際的な研究拠点として、喜界島をはじめ、世界中のサンゴ礁に関する研究や調査をおこなっています。また、地域に根差したサンゴ礁保全活動や海洋教育、全国の小学生~大学院生、社会人を対象にサンゴ礁科学の最先端を伝える普及活動を行っています。近年では、喜界島及び海外展開を見据え、独自の教育機関の設立を見据えた教育プログラム「KIKAI College」を開講しています。
ビジョン
喜界島サンゴ礁科学研究所は「100年後に残す」を理念としています。国際的なサンゴ礁研究拠点として、地球規模での気候変動解析と未来予測のために必須である一次記録を次世代に残すための事業を展開しています。さらに、次世代のグローバルリーダーを育て、将来の自然科学の持続可能な発展を目指します。そして、研究者・科学を振興する市民に科学教育および普及の場を提供し、サンゴ礁と社会を結ぶプラットフォームとしての役割を目指しています。
募集内容 ①研究員
職務
文部科学省 海洋資源利用促進技術開発プログラムー市民参加による海洋総合知創出手法構築プロジェクトー 「サンゴ礁と共生する島の円環モデルの確立」を中心に、喜界島サンゴ礁科学研究所が実施するプロジェクト、研究推進に従事する。また、研究所の研究および教育事業の遂行を補助し、研究所の維持・管理・発展に貢献する。
「サンゴ礁と共生する島の円環モデルの確立」プロジェクトでは、喜界島の資源であるサンゴ礁およびサンゴ礁性石灰岩を基盤とする暮らしの価値の再認識を、炭素量によって評価・可視化を行い、沿岸のサンゴ礁生態系と共に暮らすための理想的な将来像を地域住民と共に作成し、実践する。本公募は人–サンゴ礁の炭素循環の可視化に向けて、喜界島におけるサンゴ礁生態系・農地および農作物・エネルギーや廃棄物等を含む炭素収支の評価を主に担当する。各専門の研究者や、地域住民、行政との協働・連携が求められる。プロジェクトの実施期間は2028年度まで。
職務
常勤職員1名程度
職務
鹿児島県大島郡喜界町
募集・応募方法の詳細はこちら(研究員)のPDFをご覧ください
募集内容 ②技術補助員
職務
喜界島サンゴ礁科学研究所において技術的な研究支援・タスク・スケジュール管理と調整を行い、研究推進に従事する。また、研究地域である喜界町・奄美群島等の行政や地域住民との調整を行う地域連携コーディネーターとしての役割を担う。
想定される職務には、海水の成分測定、サンゴ等の岩石試料の切削、地球化学分析、データ解析などの研究支援、地域・行政とのコミュニケーション・調整が含まれ、プロジェクト運営に積極的に関わる。
職務
非常勤職員1名程度
職務
鹿児島県大島郡喜界町
募集・応募方法の詳細はこちら(技術補助員)のPDFをご覧ください
備考
喜界島サンゴ礁科学研究所の活動に関しては、下記ウェブサイト等でご覧ください。
研究所ウェブサイト:http://kikaireefs.org
KIKAI College ウェブサイト:https://college.kikaireefs.org/
Facebook:https://www.facebook.com/kikaireefs#