喜界島サンゴ礁科学研究所について

100年後に残す

喜界島サンゴ礁科学研究所はサンゴ礁とそれに関わる生物の研究および科学教育の拠点として、喜界島を研究する研究者・科学を振興する市民に研究教育および普及の場を提供し、自然科学の発展と喜界島の経済的・社会的・文化的発展に寄与するために設立されました。サンゴ礁科学を柱にした研究 拠点は世界的にも希であり、また、北西太平洋を代表する海洋・環境観測地点として機能させ、地球規模での気候変動解析と未来予測のために必須である一次記録を次世代に残す役割を担う拠点となるよう事業を展開します。さらに、これからの世界を牽引することできる科学者及び教育者の育成・学術試料の収集および管理によって将来の自然科学の持続可能な発展を目指します。

サンゴ礁研究の「聖地」

喜界島の隆起速度は世界トップレベルで、50年以上前から研究されてきた国際的にも希少な島です。サンゴ礁研究のフィールドとして、パプアニューギニア(南太平洋)・バルバトス(大西洋)に並ぶ世界の3本指に入るサンゴ礁研究の聖地として知られています。現在は、サンゴ礁科学研究所を拠点に国内外の研究者・学生が集まり、精力的に研究をおこなっています。

サンゴ研について

喜界島荒木沖のサンゴ礁

サンゴやサンゴの化石が観察できる隆起サンゴ礁がすぐそこに

歩みと実績

沿革

年 詳細
平成26年7月8日 任意団体喜界島サンゴ礁科学研究所を設立し、研究調査活動を始める
平成26年7月 特定非営利活動法人格取得のための勉強会を始める
平成26年12月19日 一般市民向けのサンゴ礁科学セミナーを新たに始める
平成27年8月18日 特定非営利活動法人認証申請
平成27年8月22日 開所式
平成27年10月31日 特定非営利活動法人認証
令和元年8月30日 文部科学大臣より科学研究費補助金取扱規定第2条第4項に規定する研究機関に指定

受賞歴

年 詳細
2019年 日本サンゴ礁学会 サンゴ礁保全奨励賞 受賞
2021年 2020年度県共生・協働型地域コミュニティづくり推進優良団体 NPO部門会長賞 受賞
2021年 日本サンゴ礁学会第24回大会にて所長 山崎敦子が川口奨励賞 受賞
2022年 環境省グッドライフアワード 10周年特別賞 ロングライフ賞 受賞
2025年 第21回 あましん地域貢献賞 受賞
2026年 鹿児島県環境保全活動優秀団体表彰

組織について

理事長:渡邊 剛
経歴
総合地球環境学研究所 /北海道大学大学院理学研究院 准教授。北海道大学理学部卒業。北海道大学地球環境科学研究科博士課程修了。オーストラリア国立大学、フランス国立気候環境研究所、ドイツアーヘン工科大学、ハワイ大学などで研究員を歴任。サンゴ骨格から当時の地球環境変動を読み取るために、世界の海を駆け巡り未踏の地を探求するうみぼーずハンターズ。喜界島に魅了され、研究所の発展と国内外からより多くの仲間を集めるために奮闘中。

メッセージ

​​100年後に残すという理念を掲げて喜界島にサンゴ礁科学の研究所を起てました。それは僕がこれまでに感じてきたことをやり遂げるには必要なことだったのだと今ならわかります。今、当初は数人だった仲間は数え切れないほどになり、それはちょうど産卵後のサンゴが海の底の着底してやがて群体として増えていく様に似ているかもしれません。さらにサンゴ礁やサンゴの島ができていくときのように多様性と持続性が共に大きくなるためには、様々な能力や価値観を持った新しい仲間が必要です。それを僕は未来集合知と呼んでいます。

所長:山崎 敦子
経歴
名古屋大学大学院環境学研究科 講師。北海道大学大学院理学院博士後期課程修了。博士(理学).東京大学大気海洋研究所、GEOMAR、北海道大学、九州大学で研究・教育に従事し、2022年から名古屋大学にて現職。2014年5月に初めて喜界島を訪れ、ダイナミックな隆起サンゴ礁の景色に感動し、同年12月喜界町民になる。喜界島に国際的なサンゴ礁の研究所を作るため、渡邊理事長とともに2014年7月喜界島サンゴ礁科学研究所を設立。

メッセージ

喜界島サンゴ礁科学研究所は関わる全ての人の理想を詰め込んだ研究所でありたいと思っています。私の理想は、誰もが研究ができる場所として年齢や職業、国や地域を越えた人々が集まり、サンゴ礁・研究地域・地球の将来を考えた結果が研究・実践のプロジェクトに結びついていく研究所です。みんなをワクワクさせたい。ぜひ私達の仲間になってください

役員

理事長 渡邊 剛 (北海道大学)
所長 山崎 敦子 (名古屋大学
理事 佐々木 圭一(金沢学院大学)
伊地知 告(喜界町)
登 健太郎(喜界町出身)
監事 夏目 淳一(喜界町)
  峰山恵喜光(喜界町)

顧問

名誉学術顧問 小西 健二 (金沢大学名誉教授)
名誉学術顧問 安達 寛 (株式会社ジオアクト)
学術顧問 佐野 有司(高知大学)
学術顧問 後藤 明(喜界島サンゴ礁科学研究所)
学術顧問 佐竹 健治(東京大学地震研究所)
未来戦略顧問 西村 勇哉(NPO法人ミラツク)
戦略顧問 加藤 克巳(株式会社 マッシュホールディングス取締役)
アートエグゼクティブディレクター 長谷川祐子

付属部局

健康長寿センター
星空人類学ラボ
サウンドラボ
つなぐ観光交流ラボ
演劇プロジェクト

特別研究員

安西 耕
渡邉 貴昭(キール大学)
西村 千尋(伊仙町・歩健学研究室)
西村 奈美子(伊仙町・歩健学研究室)
辻 喜弘
石川 仁
後藤 明
藤枝 守

特別技術専門員

福田 介人 (有限会社フクダ海洋企画)

税理士

漆間 麻紀 (翠税理士法人)

社会保険労務士

神山 麻由美 (K’s労務サポートセンター)

会員情報について

正会員
渡邊 剛(総合地球環境学研究所/北海道大学) 山崎 敦子(名古屋大学) 深見 裕伸(宮崎大学)
樋口 富彦(愛媛大学) 本郷 宙軌(和歌山県立南紀熊野ジオパークセンター) 佐々木 圭一(金沢学院大学)
Sinniger Harii Frederic(琉球大学) 清川 昌一(九州大学) 藤井 琢磨(日本大学)
磯村 尚子(沖縄工業高等専門学校 ) 柳 研介(千葉県立中央博物館分館海の博物館) 伊地知 告(喜界町)
坂口 綾(筑波大学) 白井 厚太朗(東京大学) 山野 博哉(国立環境研究所)
安田 仁奈(宮崎大学) 松田 博貴(公益財団法人深田地質研究所 ) 依田 純一(喜界町)
峰山 恵喜光(喜界町) 夏目 淳一(喜界町) 外内 佳奈
西村 裕一(慶應義塾大学) 田邉 大智(喜界町) 中野 義勝(名桜大学)
外内 淳(喜界町) 杉俣 絋二朗(喜界町) 仁科 健二(北海道立総合研究機構)
島﨑 達也 北野 裕子(国立環境研究所) 山田 優子
田中 健太郎(東京都市大学) Samuel Kahng 日吉 美代子
木村 裕行 栗原 晴子(琉球大学) 鴨川仁(静岡県立大学)
大杉 隼平 加藤文 安西 耕
駒越 太郎 佐野 有司(高知大学) 辻 喜弘
大岩根 尚 外山 千草 小林 まさはる
堀内 浩水 上村 真央 鈴木 允
西村 千尋 西村 奈美子 中村 隆志(東京科学大学)
喜園 伸一 加藤 博文(北海道大学) 野間 哲也
露木 葵唯(筑波大学) 寺本 さゆり

講師

渡邊 剛(北海道大学) 山崎 敦子(九州大学)
駒越 太郎(喜界島サンゴ礁科学研究所) 岨 康輝(喜界島サンゴ礁科学研究所)
佐々木 圭一(金沢学院大学) Frederic Sinniger(琉球大学 熱帯生物圏研究センター)
本郷 宙軌(和歌山県立南紀熊野ジオパークセンター) 白井 厚太朗(東京大学)
樋口 富彦(東京大学) Hong-Wei Chiang(台湾国立大学)
藤井 琢磨(鹿児島大学) 中森 亨(東北大学)
田中 健太郎(東京大学) 脇谷 量子郎(東京大学)
北野 裕子(国立環境研究所) 松田 博貴 (熊本大学)
Samuel Kahng(Hawai’i Pacific University) 仁科 健二(北海道立総合研究機構)