7月3日のサンゴ塾オンラインセミナーは「魚の形からわかること」講師は、東京大学大気海洋研究所の脇谷量子郎博士で開催しました!私たちの暮らしにも身近なお魚をテーマに、体の作りや形に注目することで、お魚の生態を調べ、どのように生息環境に適応しているのかをお話しいただきました。
魚の口のつき方と大きさ。お魚ごとに口のつき方が異なるのがわかります!
脇谷博士が専門とされるウナギの生態にも、参加者の注目が集まりました。
特にウナギが何を捕食しているかといった話では、意外な生き物をたくさん食べていることに反響が大きかったです。
セミナーのアンケートには「やっぱり、ウナギがOOOOを食べているののがショックでした。今年の土曜の丑の日はウナギなしになりそうです。」「うなぎは大好きだったのですが。。。暫く食べたくないです。←って言っても食べると思います。」といった声が届いていました。
セミナーの最後に脇谷博士は子どもたちに、「スーパーなどで見かける魚の形を観察して、どんな生活をしているのか、推測してみてください」とお話ししていました。ネットや図鑑で調べる前に、魚の形に注目して、妄想してみてみると楽しいよ、と子どもたちに語る姿が印象的でした。
脇谷博士のお話を伺う中で、ネットで調べると多くの情報が簡単に得られてしまう今の時代、そのものに向き合って想像力を働かせることの楽しさを感じることの大切さに気付かされた思いです。またサンゴ塾生たちには、これを課題として出題していますので、どんなレポートが仕上がるのかとても楽しみです。これも後日ブログでご紹介できたら…と思います!
(駒越)