喜界島サンゴ礁科学研究所(鹿児島県喜界町 理事長:渡邊剛)が運営をする「サンゴCAFE」と「サンゴM MUSEUN」がリニューアルし、2021年7月10日から夏季限定の営業を開始します。
「サンゴCAFE」は、弊所に関わる研究者や、喜界島の人々がサンゴCAFEに集まり、出会いと交流が生まれる場をコンセプトに、研究者と喜界島にゆかりのある国や地域のフードやドリンクを提供するコミュニティカフェです。2021年は、アーティスト×サイエンティストの融合と発進拠点として「サンゴMUSEUM」もリニューアルして、夏季限定(9月末までを予定)の営業を開始します。
2021年は、弊所に関わる大学生らが様々なアイディアを出しながら展示やメニューの開発を担当しました。
サンゴMUSEUMでは、これまでにも弊所の活動を応援いただいている、写真家の大杉隼平さん撮影による喜界島の写真の展示や、活動の成果をご覧いただける空間になっています。
サンゴCAFEでは、北海道の富良野で生まれたご当地カレーのオムカレーや、ハワイのライオンコーヒー、喜界島の花良治(けらじ)みかん緑茶のほか、日替わりメニューなどの提供を予定しています。
また、プラスチックストローの廃止や、調理する際に出る生ゴミや茶がらを堆肥化(コンポスト)するなど、環境配慮への取り組みも進めてゆきます。
夏休みの旅行や帰省で島を訪れる方や、弊所が8月に開催を予定しているイベントなどで、研究者や子供たちなど多くの人が弊所に集まってきます。こうした人たちの交流の場としてはもちろんのこと、「100年後に残す」という弊所の理念に触れられることを形にする場として、今年も営業をしてゆきます。
【営業時間】毎週土曜日・日曜日11:00-15:00(14:30ラストオーダー)※9月末までの予定
【メニュー】オムカレー(700円)、ハワイライオンコーヒー(400円)、花良治みかん緑茶(400円)、シークー紅茶(400円)、など
【Instagram】https://www.instagram.com/sangocafe/
【住所】〒891-6151 鹿児島県大島郡喜界町塩道1508
喜界空港から車で20分、喜界空港から巡回バスあり(「塩道」下車)
●サンゴの家について
「研究者・旅人・ローカルが出会う場所」
海の中では、サンゴ礁に多くの生物が集まり、多様な生態系を作ります。
研究所が運営するサンゴの家は、ロッジ[宿泊]、CAFÉ[飲食]、MUSEUM[研究]、フリースペース[イベント]が合体した、サンゴ礁のような役割を持つ交流の場です。研究所、住民、旅人がサンゴの家に集うことで、出会いと交流が生まれることをめざしています。