KIKAI College サンゴ塾 特別講義 講師:上村真央さん

特別講義の際の上村真央さん(左)と渡邊理事長(右)

今回の滞在や以前喜界島の海に入られた時に感じられた沖縄と喜界島の海の違いとして、

「サンゴのいる場所」をお話しされました。喜界島の海は、陸とサンゴのいる場所・その先の深い海が沖縄より近く感じるそうです。

渡邊理事長からは、沖縄は礁嶺と呼ばれる地形が沖にあること、喜界島は島全体がサンゴ礁が隆起してできていることからこのような違いが感じられるのではないかと、島や地形の成り立ちについて説明がありました。

また、喜界島は島を歩くだけでサンゴの自然な違いを感じられることが不思議だったと上村さんはお話しされていました。


その後、世界一過酷な海峡横断レースと言われるモロカイチャレンジやパドルボードについてお話しいただきました。

ここでは、サンゴ塾生からは競技や練習方法に関する質問が寄せられました。

上村さんからの「どんな練習が必要だと思う?」という問いに対して、サンゴ塾生からは「筋トレ」「漕ぐ練習」「持久力」という答えがありました。

上村さんは体を鍛える練習も必要だけど、天気予報を使って流れと風を読めるようになる、海を感じて風や波に合わせて動けるようになる練習も必要だとおっしゃっていました。


時には命の危険も感じるレースでも上村さんが挑戦するのは、「海が好きで、海を渡ることで陸では出会えない世界に出会えるから」だそうです。

渡邊理事長から「今も昔も、変わっていく環境下で危険なこともあるが、ヒトは島を渡ってきた。それはどうしてだろう?」という問いかけがありました。

サンゴ塾生からは「面白そうだから」「楽しみだから」という意見がありました。

これを受けて上村さんは、

「海が好きで、海を感じることが好きで、毎日違う姿を見せる海を感じると、もっと先の海を知りたいと思う」

「無理はしない範囲でちょっとずつ勇気を積み重ねることで、当たり前だったことが変わり、世界が広がる」

とご自身の経験から考える海を渡る理由をお話しされました。

渡邊理事長は「研究と似ていて少しずつ発見を積み重ねるとやめられなくなり、結果それが大きな発見につながる」というお話もありました。


怪我や挫折を繰り返しながらも、上村さんが競技を続けてきたのは「うまくいかないときにしか気づかないことがあって、そんな時こそ成長できる」と感じられるからだそうです。

上村さんのお話を通して、「好き、知りたい、やりたい、楽しい」という想いを大切に、夢中を貫き通すことで自分自身が成長し磨かれていくのだと考えさせられました。

上村さんと渡邊理事長による特別講義の様子は後日YouTubeにて公開予定です。

ぜひこちらもご覧ください!

次回はぜひ上村さんと一緒に海を感じて、また海の面白さや楽しさをお話ししたいです。

今回は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

(文責:小山都熙)

コメント

この記事へのコメントはありません。

お知らせ
100年後への手紙
事業報告
  1. 台風6号による旧早町小学校のガジュマル倒壊のご報告と今後の残し方について

  2. 不正な取引に関与した業者への取引停止の処分方針について

  3. 【イベント情報】秋のお茶会-築130年の町家で サンゴと語らい 秋を味わう-

  4. 【イベント情報】豊岡演劇祭2025 ディレクターズ プログラム 『海のセレナーデ』

  5. 【イベント情報】山本愛子「暖簾の草木染めワークショップ」

  1. 喜界島のサンゴ図鑑(ウェブ版)完成

  2. 100年後の君たちへ(その1)

  3. みんなで知って守る!喜界島のアオサンゴ

  4. インターンシップ体験記(硯田 暉)

  5. 渡邊理事長出演!大杉隼平さんショートドキュメンタリー映画公開

  1. 不正な取引に関与した業者への取引停止の処分方針について

  2. 台風6号による旧早町小学校のガジュマル倒壊のご報告と今後の残し方について

  3. サンゴの日 ーサンゴとアートのおまつりー

  4. 第10回環境省グッドライフアワード「10周年特別賞 ロングライフ賞」受賞

  5. 【イベント情報】豊岡演劇祭2025 ディレクターズ プログラム 『海のセレナーデ』

関連記事