6月に入り、喜界島も梅雨の蒸し蒸しとした日々が続いています。
全国から集まったサンゴ塾生のお住いの地域も続々と梅雨入りだそうです。
4月は「海水の性質」、5月は「熱帯の海と気候」というテーマで進めてきたサンゴ礁研究コースですが、6月は生物学の視点から「サンゴとは何か」を、塾生のみなさんと学習を進めています。
6月といえば、奄美群島ではサンゴの産卵の季節です。サンゴ礁科学研究所では今年、喜界島でのサンゴの産卵の様子を観察することができたので、観察の様子(夜の海の中の様子)も講義の中で紹介しました。
「石(炭酸カルシウム)の骨を作る」「産卵する」「光合成する」と様々な特徴を持つサンゴたちの生物学的な特徴を学習していきます。塾生たちには、ただ伝えるだけでなく、都度不思議に思ったことはどんどん考えて・質問もらっています。
また、サンゴ礁研究コースでは、先月のテーマに合った水の栄養塩(硝酸)を測定する水質調査を進めています。塾生それぞれに、どんな試料を測定するのか考えてもらい、結果をまとめて、塾生同士で発表する予定です。どんな結果になるのか楽しみにしています!