渡邊理事長からの総評です。
「自然界、特にサンゴ礁は複雑で、複雑の科学です」
「一気に解けることは、多分ありません。いろいろなことが実は動いている、あるいはいろいろなことが絡み合っているというのが少しずつわかっていくと良いと思います。
マクロでみても、ミクロでみても、色々なレベルで、例えば微生物もあるしそのレベルで動いているかもしれない。でもそれは小さいのでその全体の海水にどれくらい影響しているか、その量もわからなくてはいけない」
「今回調査した白水の自分達でも泳げるくらいのタイドプールは非常に良い素材です。小さなタイドプールを調べていますが、いろいろな事を知っていないと解けないパズルです。
そして、研究はアイデアだけではすすみません。アイデアにアクションがないと研究はすすみません。
でも、ここ喜界島にいるのであればすぐにアクションができる。その中で考える力・解決する力が身についてくると良いかな、と思います」