A.
保全活動ですが、一つはサンゴの状況のモニタリングだと思います。
奄美群島は熱帯と温帯の中間に位置しているので、サンゴの分布地として面白いところですし、またサンゴがこれから変わっていく重要な場所と考えられます。
今の状況や、もし白化が起こった場合など、非常に重要な情報になると思います。
コーラルウォッチなど、手軽にサンゴの健全度を調べるやり方もあります。
また、陸と海はつながっているので、陸に目を向けることも必要ではないかと思います。
徳之島は農地が多く、私が訪問したときに赤土が流出している状況も目にしました。
圃場整備の問題もあるので農家の方々が悪いわけではないのですが、農地へのグリーンベルトの植栽など、赤土流出を防止する活動も重要だと思います。