喜界高校で講演会をおこないました!

研究所がある鹿児島県喜界島の喜界高校では、持続可能な地域・社会の発展に貢献できるグローバルな人材の育成を目指し、「総合的な探究の時間」として地域と連携した教育活動を展開しています。

その中で、地域で活動している講師による講演会を行っており、喜界島サンゴ礁科学研究所 山崎敦子 所長と、インターンシップ生ロマスジュニア貴さん(宮崎大学大学院)が喜界島高校1年生と2年生の98人に向けて講演を行いました。

テーマは「“研究者な自分“のすすめ」

山崎敦子 所長の研究者って何をする人だと思いますか?という問いに対して

「常識を覆す人」という回答がありました。

少しだけ講義の内容をご紹介します。

【研究者あるある】例えば…

最近、お腹が痛い日が多いなぁ…あなたならどうしますか?

1)寝てれば治るよ!って信頼できる人から言われたらその通りにする
2)原因を自分で確かめる
3)症状をネットで調べて、効きそうな薬を飲む

皆さんだったらどうでしょうか?

1日は24時間なんだって!と友人から尋ねられたらどう答える?

1)当たり前だよ!
2)そんなわけないよ!
3)本当に?

研究をする過程で大切なことは、全てのことが本当のことかどうか疑うところから始めます。

研究を始めるときに、全てのことを疑ってみることが大事です。

全てのことを疑うと、疑問がどんどん出てきます。自然のこと、身の回りのことを全て一度疑ってみる。そして、自分で調べることそれができれば研究は成り立ちます。
そのなかでもっともらしい答えを探す、それが研究のコツなんですよ。と山崎敦子 所長。

あっという間に時が過ぎ、終了のチャイムが鳴りました。

【喜界島サンゴ礁科学研究所 山崎敦子 所長より】

高校生のみなさんに研究とは何か?を伝えようと振り返るうちに、私も一番大切なことを再確認できました。
この自然や社会で起きていることを頭をまっさらにして、不思議に思う気持ちを持ち続けること。自分で確認したことしか自分の口からは伝えられないこと。どんなにもっともらしい結論が出たとしても、それが100%正しいとは限らないこと。それを真摯に伝えることのできる研究者でありたいなと、高校生の真っ直ぐな眼をみて思いました。

喜界高校との連携はこれからも続けていきます。ここから未来の研究者や、目の前で起こっている環境変動に対して科学的な根拠や思考に基づいて自分の意見を伝えられる人を喜界島から生み出せれば嬉しいです。

【インターンシップ生ロマスジュニア貴さん(宮崎大学大学院)より】

今回の公演は喜界島高校の皆さんに向けて研究リテラシーについてお話しするというものでした。
公演前は山崎先生から「所々話振るから、アドリブで頑張って(笑)」と言われどう切り抜けようか心配でしたが、いざ喋り始めるとなかなか楽しかったですし、喜界島高校の生徒さん達も真剣な姿勢で話を聞いてくれたり、リアクションを取ってくれたりして、とても嬉しかったです。
高校での公演なんて僕個人では中々できない経験をさせて頂いて有難い限りです。
インターン終了後も、今回得た経験を生かし、研究や今後の活動にさらに力を入れて行こうと思いました。

喜界島サンゴ礁科学研究所は、これからも地域の皆さんへ私たちが行っている活動を共有して、還元していきます。

コメント

この記事へのコメントはありません。

お知らせ
100年後への手紙
事業報告
  1. 台風6号による旧早町小学校のガジュマル倒壊のご報告と今後の残し方について

  2. 不正な取引に関与した業者への取引停止の処分方針について

  3. 【イベント情報】秋のお茶会-築130年の町家で サンゴと語らい 秋を味わう-

  4. 【イベント情報】豊岡演劇祭2025 ディレクターズ プログラム 『海のセレナーデ』

  5. 【イベント情報】山本愛子「暖簾の草木染めワークショップ」

  1. 喜界島のサンゴ図鑑(ウェブ版)完成

  2. 100年後の君たちへ(その1)

  3. みんなで知って守る!喜界島のアオサンゴ

  4. 渡邊理事長出演!大杉隼平さんショートドキュメンタリー映画公開

  5. インターンシップ体験記(硯田 暉)

  1. 不正な取引に関与した業者への取引停止の処分方針について

  2. 台風6号による旧早町小学校のガジュマル倒壊のご報告と今後の残し方について

  3. サンゴの日 ーサンゴとアートのおまつりー

  4. 第10回環境省グッドライフアワード「10周年特別賞 ロングライフ賞」受賞

  5. 【イベント情報】豊岡演劇祭2025 ディレクターズ プログラム 『海のセレナーデ』

関連記事