実験水槽で飼育されていたコユビミドリイシが産卵しました

2021年6/10(木)21:30ごろ、喜界島サンゴ礁科学研究所の実験水槽で飼育されていたコユビミドリイシが産卵しました。

喜界島の自然下のサンゴたちより一足早い産卵だったようです。産卵から約3時間後にはさっそく発生が始まり、小さな命の力強さを感じました。

今はまだ小さなサンゴたちですが成長し形成していく骨格は、長い年月をかけてサンゴ礁の地形を形作っていきます。

研究所ではこのサンゴの赤ちゃんたちが周囲の環境に応じて、どのように骨格をつくっていくのかを研究しています。

未来のサンゴ礁を形作るサンゴたちの骨格の不思議を少しずつですが解明していきたいと考えています。(サンゴは研究のため特別に許可を得て採取しています。)

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