喜界島の子供達による喜界島の太古の人々の暮らしを振り返るプラネタリウムの上映、作曲家・藤枝守氏による喜界島の海とサンゴの化石から生まれたAudio-Visual Work 「Coral Patterns /珊瑚文様」、喜界島の人々と語りあう喜界島みらい会議、全国から選ばれた未来の建築家たちによる喜界島建築フィールドワーク成果発表などの企画が盛りだくさん。
■ What are the challenges of living on the reef? (サンゴ礁生態学班) 私たちのグループは、ハワイビーチや佐手久の海岸に行き、サンゴ礁の観察や調査、気になった生き物を採集し、研究所に持ち帰りました。調査後、自分達が描いた絵や図鑑、捕まえた実物を見て、ハワイビーチ(潮溜まり)と佐手久(入江)に棲む生き物の違いと環境の違いを議論しました。 私たちのポスターは、デジタルでの作成となったのでパソコンの使い方など苦戦する面もありましたが、最後には全員が納得のいくポスターが出来上がりました。キャンプの開講式のときは、静かでお互いに恥ずかしさが見えた子供達でしたが、キャンプが終わるころには年齢がバラバラなのにも関わらず、兄弟のように仲良く話していたり、先生や学生メンターとも楽しく会話をし、一体感が生まれました。(文責:吉田桃英(James Cook University)、山本リラ(国際基督教大学))
論文名 Corals reveal an unprecedented decrease of Arabian Sea upwelling during the current warming era(造礁性サンゴ骨格が記録した近年の温暖化時代におけるアラビア海の湧昇流の弱化) 著者名 渡邉貴昭1,2,3,渡邊 剛2,4,5,Miriam Pfeiffer 3,Hsun-Ming Hu 6, Chuan-Chou Shen 6, 山崎敦子2,4,7(1北海道大学大学院理学院, 2喜界島サンゴ礁科学研究所,3キール大学,4北海道大学大学院理学研究院,5総合地球環境学研究所,6台湾国立大学,7九州大学大学院理学研究院) 雑誌名 Geophysical Research Letters(地球科学の専門誌) DOI 10.1029/2021GL092432 公表日 2021年5月24日(月)(オンライン公開)
英語版プレスリリース(北海道大学)はこちらからご覧ください。 Research Press Release|June 04, 2021 Corals tell Arabian Sea story of global warming Coral insights into 1,000 years of seasonal changes in the Arabian Sea warn of significant impacts caused by global warming.
1月15日にKIKAI College サンゴ塾(オンライン)で講師に上村真央さんをお招きして特別講義が開催されました。上村真央さんは現在沖縄でヨガと瞑想のインストラクターをされており、2018年・2019年にパドルボードの世界大会である”Molokai2Oahu” (モロカイチャレンジ)でカテゴリー別優勝をされています。 ☆”Molokai2Oahu”についてはこちらの動画をご覧ください→https://www.youtube.com/watch?v=VpMLxxUsyrY特別講義では渡邊理事長やサンゴ塾生との対談を中心に、沖縄と喜界島の海の違いや“好きなこと”を追求することでみえてきたことをお話しいただきました。